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旧型ヨットマスターロレジウム、Ref.116622。その魅力と購入にあたっての注意点とは|【ロレックス】通信 No.132

前回はサブマリーナーの日付機能のない旧型の14060Mを取り上げたが、今回は見た目にダイバーズウオッチの雰囲気をもつヨットマスターロレジウムに付いて、こちらも旧型に注目してみたい。

まずヨットマスターというコレクションに付いて簡単に触れると、誕生したのは1992年とロレックスの歴史からするとかなり後年になってスポーツ系ロレックスに仲間入りしたコレクションである。名前のとおりヨットオーナーに向けた高級スポーツウオッチをコンセプトに開発された。そのため当初は18金イエローゴールドモデルかゴールドとステンレスのコンビ(ロレゾール)だけで、ステンレススチールモデルはラインナップに無かったため当初日本ではあまり注目されなかったようだ。

ロレックスヨットマスター ロレジウム116622カテゴリー ロレックス ヨットマスター(新品)

型番 116622
機械 自動巻き
材質名 ステンレスプラチナ
タイプ メンズ
文字盤色 シルバー
文字盤材質 プラチナ
外装特徴 回転ベゼル
ケースサイズ 40.0mm
機能 デイト表示
付属品 内外箱
ギャランティー

そんなヨットマスターが注目されるようになったのが、今回取り上げたヨットマスターロレジウム、Ref.116622が1999年にラインナップに加わってからである。1999年といえばまさに日本での腕時計人気が右肩上がりに上昇していた時期。当然ロレックスのスポーツ系モデルにも注目が集まっていたときだ。

ロレジウムとはロレックス(ROLEX)とステンレススチール(SS)、そしてプラチナ(PLATINUM)を組み合わせて作った造語と言われている。つまり、ケースとブレスレットはステンレススチールだが、ベゼルと文字盤は高級素材のプラチナ製だった。そのため同じシルバー系の色合いということもあって着けていてもステンレスとイエローゴールドとのコンビほどゴールド感がない。それでいてオールステンレススチール製の他のスポーツモデルよりも程よいラグジュアリー感が楽しめるとあって、違いを求めるユーザーに支持されたというわけだ。

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